HLD6000
最高品質の需要に応えたリークテスト
関連製品について無料のウェビナーにご興味ありますか。
Product configurator
Gemini™ MxG5xx
INFICONは、HLD6000冷媒リークディテクタで、最高レベルのリーク検出を目指し、さらなるステップを踏み出します。この製品は、使いやすさ、測定結果の再現性、ローカルネットワークへの組み込みにおける新しい標準を設定します。
この新しく開発された、スリムで人間工学的に最適な形状のスニファープローブで、より効率的なリーク検出が可能になります。さらにその直感的なタッチスクリーンディスプレイにより、HLD6000は先行機種のHLD5000に比べても操作性が向上しています。またHLD6000リークディテクタは、さまざまな通信方法を使用できます。USBインターフェースは、I/Oモジュール(オプション)やフィールドバスモジュール(オプション)と同様、測定データの取得や使用、ローカルネットワークへのデータの組み込みに利用できます。
機能
- 非常にスリムで人間工学的に設計されたスニファープローブ、ステータスライトとLEDライト付き
- リークレートグラフを表示する直感的なタッチスクリーン
- 測定データの保存とソフトウェアアップデート用のUSBインターフェース
- HLD6000のコンポーネント(プローブ、ベースユニット、消耗品およびアクセサリー)は、先行機種のHLD5000冷媒リークディテクターと互換性があり、相互交換可能
- 内部テストリークを簡単に交換可能な、新しく設計されたCOOL-CHECKホルダー
- 個別のスニファープローブ(CO2 およびR600a/R290用)、および汎用スマートスニファープローブ(ハロゲンベースの冷媒用)が利用可能
- オプションのI/OモジュールとオプションFieldbusモジュールにより、ローカルネットワークへの組み込みが可能
- ES-フィルターは、アルコール、接着剤、アウトガス・フォームなどの妨害物質を良好に吸着します。
利点
- コンパクトで軽量、スリム
最適で効率的なリーク検出のために、特に小型のスニファープローブが重要です。HLD6000スニファープローブは非常にスリムなだけではなく、軽量で、人間工学的に最適な形状を実現しました。スニファーチップの2つのLEDライトは、暗めの検査場所でのリーク検出を容易にし、正確なリーク場所を特定し、許容可能なリークレートを超えたときに点滅して知らせます。色付きのLEDステータスライトは、オペレータに操作の準備状況や測定操作、許容可能なリークレートを超えたことを継続的に警告するだけでなく、エラーや注意も知らせます。 - タッチスクリーンディスプレイ
新しいINFICONのヒューマン-マシンインターフェースメニューは直感的なメニューナビゲーションで、リーク検出を非常に容易にします。リークレートの傾向グラフが読み取りやすいフロントパネルに表示され、リークの検出をより効率的に行うことができます。 - 多様な通信方法
HLD6000は、オプションのI/Oモジュール経由で、さまざまなアナログインターフェースとデジタルインターフェースを装備することができます。オプションのフィールドバスモジュールにより、 HLD6000をローカルネットワークへの組み込むことができます。USBインターフェースにより、接続されたUSBフラッシュドライブに測定データを送信できます。 - 高い信頼性
HLD6000は高感度で、応答時間が非常に短い、冷媒検出用に特別に開発された長寿命の赤外線センサを使用しています。さらに、HLD6000は、実績あるデュアルインレットシステムを使用しています。連続的にバックグラウンド濃度と測定ガスフローを比較することにより、誤ったアラームを最小限度に抑えます。
標準的なアプリケーション
- 空調
- 自動車エアコン
- RACコンポーネント
- および同様の製品
仕様
ユニバーサルスマートプローブ | halogen-based refrigerants |
単一ガス用プローブ | R744 (CO2),R600a/R290 |
ユニバーサルスマートプローブ | 0.5 g/a (0.014 oz/yr) |
応答時間 | < 1 s |
単一ガス用プローブ | 0 - 100 g/a (0 - 3.57 oz/yr) |
510-025 | HLD6000 Refrigerant Leak Detector CO2 |
510-027 | HLD6000 Refrigerant Leak Detector Smart |
510-028 | HLD6000 Leak Detector R600a/R290 |
510-127 | HLD6000 Refrigerant Leak Detector Smart Plus |
510-128 | HLD6000 Refrigerant Leak Detector R600a/R290 Plus |
511-045 | SNIFFER LINE FOR HLD 6000, CO2 |
511-047 | SNIFFER LINE FOR HLD 6000, SMART |
511-147 | Sniffer Line for HLD6000 Smart Plus |
511-048 | SNIFFER LINE FOR HLD 6000, R600a/R290 |
511-148 | Sniffer Line for HLD6000 R600a/R290a Plus |
560-310 | I/O 1000 module |
560-315 | BM1000 PROFIBUS module |
560-316 | BM1000 PROFINET IO module |
560-317 | BM1000 DeviceNet module |
560-318 | BM1000 Ethernet/IP module |
560-332 | Data Cable 2 m |
560-335 | Data Cable 5 m |
560-340 | Data Cable 10 m |
511-021 | Sniffer tip 100mm HLD5000 |
511-024 | Sniffer tip 400 mm |
511-022 | Sniffer tip, 400mm, prebent, 45°, |
511-020 | Extension tip 400mm |
511-029 | Extension for sniffer tip 45° |
511-025 | Water protection tip |
511-040 | Extension for probe cable |
511-042 | Adapter for CO2 calibration |
511-027 | Set of tip filter holders,20pcs |
511-018 | Set of filter cartridges,20pcs |
511-010 | Replacement COOL-CHECK leak |
ダウンロード
真空法、スニファー法、蓄積法に対応したラインナップがあります。 測定対象や検出したいガス(ヘリウム、水素、各種冷媒ガスなど)に合わせてご選定ください。
内部校正は、リークディテクタに搭載された内部校正器を使用してリークディテクタを校正します。 外部校正は、外部校正器やマスターワークなどを使用してリークディテクタを校正します。
リークディテクタ起動から20分以上経過してからの校正を推奨しています。
測定環境の変化に対応する上では、リークディテクタ校正の頻度は高いほうが望ましいです。 定期的に校正を要求するメッセージを表示させることもできます。
リークディテクタ本体のみの校正は行っておりません。 校正された校正器をご用意いただき、使用環境において校正を実施いただくことを推奨しております。
製品によって異なりますが、1年に1回の定期メンテナンス実施を推奨しています。
・Pa m3/s:SI単位、日本工業規格(JIS)に規定されています。
・atm cc/s:非SI単位、大気圧における1秒当たりのリーク量(cc)であり、イメージしやすい単位です。(1 atm cc/s≒0.1031 Pa m3/s)
・mbar l/s:欧州圏で使用されている単位です。(1 mbar l/s = 0.1 Pa m3/s)
・g/a:主に冷媒ガスの測定に使用され、1年間のリークするガスの重量(g)です。
Extrima防爆認証水素リークディテクタは、Zone 0(Division 1に相当)に対応しています。
検出の感度の違いを表しており、GROSS < FINE < ULTRA の順で感度が高くなります。 感度が高くなることで微少なリークを検出できるようになりますが、高い真空が必要になります。
Standard cc/sの略称であり、標準状態における1分当たりの量(cc)を表しています。
E3000は、質量ガス分析計を搭載しており、原子質量単位2~200amuのガスを任意に測定できます。 HLD6000は、赤外線センサーを搭載しており、使用するプローブに応じてハロゲンベースの冷媒ガス、CO2、R600a/R290をそれぞれ測定できます。
P3000(XL)、XL3000flex共に、高流量モード(3000sccm)に対応しています。 P3000(XL)はヘリウム専用ですが、XL3000flexはヘリウムと水素を検出できます。
大気圧チャンバを使用したヘリウムリーク検査です。 水没試験や圧力変化法によるリーク検査からの置き換えを期待できます。