Whisper®
多様な用途に対応する多機能性、柔軟性
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Product configurator
Gemini™ MxG5xx
ガス検知器、石けんの泡、染料の注入システムなどでは不可能なリークに対応できる、従来とは異なる検出方式が必要ですか? Whisperは以下のようなよくある状況が起きたときに発生する超音波を検出し発見する用途に最適です。
加圧下または真空でのガス漏れ
電気アーク
ベアリングと機械の摩耗
蒸気トラップの不具合
シールのリーク
リークディテクターには、40.5 kHzレンジで周波数を検出する専門の内蔵型受信器が含まれています。Whisperは、内部 ノイズコントロールによって装置が可聴雑音から影響を受けることを防ぎながら、高度な回路によって超音波の発生源を特定します。これによりWhisperは、機械室などの騒音の多い環境でも使用できる汎用性を実現しています
Whisperにはヘテロダイン機能があり、超音波の周波数を 下げて可聴域の音に変換します。したがって、超音波発生源を容易に突き止めるために、変動を特定できます。ヘテロダインの出力は、ヘッドフォン (付属) がディテクターに差し込まれているときに有効になります。感度は 革新的なタッチパッドで調整可能です。ヘテロダインモードを有効にしていなくても、複数のLEDと音によるアラームがリークを知らせます。
性能と汎用性を最大限発揮するために、Whisperをアクセサリキットとともに使用することをご検討ください。リークディテクタ-に加えて、このキットには生産性を高めるためのアクセサリーが他にもあります。装置の機能をチェックするには、接触型プローブを使用できます。金属製のプローブをねじ込み、ベアリングハウジング、ソレノイド、ピストン、その他の機械式装置に接触させるだけで、対象とする超音波がWhisperのトランスデューサに伝わります。適切に動作している装置は音が滑らかではっきりしています。これは不具合のある装置とは対照的です。
Whisperトランスミッタを使用すれば、ドア、窓、管、冷蔵庫筐体などの囲まれた空間の周りの密閉状態を検査できます。トランスミッタの電源を入れて超音波を発生させ、リークの検査を行いたい場所に設置します。Whisperを持って問題のありそうな箇所をたどり、密封が十分でない箇所から漏れ出る超音波を確認してください。
アクセサリパッケージにはトランスミッタ、接触型プローブ、およびプレミアムヘッドフォンが含まれています。また、単独で購入して標準パッケージとともに使用することができます。
機能
- アメリカ製
- 2年間の交換保証
利点
- 多様な用途、業界に対応できる汎用性
- 加圧下または真空下のいかなるガスにも対応
標準的なアプリケーション
- 冷媒のリーク
- 窒素のリーク
- 摩耗したベアリングの特定
- 空圧制御システムのリーク
- 圧縮エアライン
- 真空システム
- 診断ソレノイドの操作
- アーク放電
- スチームトラップ
仕様
標準付属品 |
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アクセサリーパッケージ付きのユニットに含まれるもの |
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コントロール | Power button, sensitivity touch pad |
電源 | Two D size alkaline batteries (included) |
711-202-G1 | Whisper, North America |
711-202-G4 | Whisper, Japan |
711-202-G11 | Whisper, Euro |
711-203-G1 | Whisper with accessory kit, North America |
711-203-G11 | Whisper with accessories kit, Euro |
032-0430 | Headphones |
032-0427 | Premium Headphones |
711-703-G1 | Whisper Contact Probe |
711-600-G1 | Whisper Transmitter |
ダウンロード
真空法、スニファー法、蓄積法に対応したラインナップがあります。 測定対象や検出したいガス(ヘリウム、水素、各種冷媒ガスなど)に合わせてご選定ください。
内部校正は、リークディテクタに搭載された内部校正器を使用してリークディテクタを校正します。 外部校正は、外部校正器やマスターワークなどを使用してリークディテクタを校正します。
リークディテクタ起動から20分以上経過してからの校正を推奨しています。
測定環境の変化に対応する上では、リークディテクタ校正の頻度は高いほうが望ましいです。 定期的に校正を要求するメッセージを表示させることもできます。
リークディテクタ本体のみの校正は行っておりません。 校正された校正器をご用意いただき、使用環境において校正を実施いただくことを推奨しております。
製品によって異なりますが、1年に1回の定期メンテナンス実施を推奨しています。
・Pa m3/s:SI単位、日本工業規格(JIS)に規定されています。
・atm cc/s:非SI単位、大気圧における1秒当たりのリーク量(cc)であり、イメージしやすい単位です。(1 atm cc/s≒0.1031 Pa m3/s)
・mbar l/s:欧州圏で使用されている単位です。(1 mbar l/s = 0.1 Pa m3/s)
・g/a:主に冷媒ガスの測定に使用され、1年間のリークするガスの重量(g)です。
Extrima防爆認証水素リークディテクタは、Zone 0(Division 1に相当)に対応しています。
検出の感度の違いを表しており、GROSS < FINE < ULTRA の順で感度が高くなります。 感度が高くなることで微少なリークを検出できるようになりますが、高い真空が必要になります。
Standard cc/sの略称であり、標準状態における1分当たりの量(cc)を表しています。
E3000は、質量ガス分析計を搭載しており、原子質量単位2~200amuのガスを任意に測定できます。 HLD6000は、赤外線センサーを搭載しており、使用するプローブに応じてハロゲンベースの冷媒ガス、CO2、R600a/R290をそれぞれ測定できます。
P3000(XL)、XL3000flex共に、高流量モード(3000sccm)に対応しています。 P3000(XL)はヘリウム専用ですが、XL3000flexはヘリウムと水素を検出できます。
大気圧チャンバを使用したヘリウムリーク検査です。 水没試験や圧力変化法によるリーク検査からの置き換えを期待できます。