ガスインジェクション コンプリートキット
Complete Gas Injection Kit for the Extrima, Ex-certified Hydrogen Leak Detector
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Product configurator
Gemini™ MxG5xx
ガスインジェクション コンプリートキットはExtrima(防爆仕様水素リークディテクタ)のオプション品です。これは航空機の保守作業において、燃料漏れのある場所にトレーサーガスを注入する際に使用します。このキットには、多様な状況で効率的に漏れ検出を行うために必要なアクセサリーのすべてがセットに含まれており、便利で耐用性に優れた輸送用ケースに収納されて納品されます。キットの内容はインジェクションパッド、インジェクションフィックスキット、インジェクションパネルとなっています。インジェクションパネルには、ディテクタの校正に必要な証明書付き漏れ器が組み込まれています。
ガスインジェクション コンプリートキットに含まれている(または単品販売の)付属品:
インジェクションパッド
インジェクションパッドは、漏れの検出中、漏れの出口点からトレーサーガスを注入するために使用します。ガスの注入後、燃料システムの漏れ位置をピンポイントで検出するには、防爆仕様水素リークディテクタExtrimaをお勧めします。パッドのサイズは小 (60 mm) と大 (150 mm) の2種類があります。
インジェクションフィックスキット
対処が難しい場所で燃料漏れが検出された場合、インジェクションフィックスキットを使用すると、注入ツールを特殊な状況に合わせて調節することができます。このキットにはPVCチューブ、カッター、アルミテープ、インジェクションプラグ、マイラーフィルム、シールテープが含まれています。
インジェクションパネル
インジェクションパネルは、インジェクションパッドとインジェクションフィックスキットがなくても、ガスインジェクションキットとして機能します。
機能
- 防爆仕様水素リークディテクタExtrimaのオプション品
- 漏れの出口点からトレーサーガスを注入できるインジェクションパッド入り
- 漏れ位置が凹凸の多い表面にある場合でも最も容易に正確な漏れ位置を突き止めることを可能にするインジェクションフィックスキット入り
- ガスボンベからインジェクションパッドへのトレーサーガス注入が容易に行え、圧力をチェックして装置が常に校正されている状態であるように保つ、インジェクションパネル入り
- インジェクションパッド、インジェクションフィックスキット、インジェクションパネルは、単品での供給も可能
利点
- 航空機の燃料漏れの検査をより効率的に行うことができます。
- 1人の作業者のみで扱うことができます
- トレーサーガスボンベから漏れ位置までの間に必要な物が、すべて含まれています
- ディテクタを校正して測定値を常に正確に保ちます
- 耐性に優れたヘビーデューティーの輸送ケースに入って納品されます
標準的なアプリケーション
- 航空宇宙
品番
590-621 | Complete Gas Injection Kit (incl. Injection Panel, Injection Fix Kit and Injection Pads) |
590-619 | Injection Panel, for easy gas injection from bottle to Injection Pad |
590-618 | Injection Fix Kit, for injecting tracer gas to leaks on uneven surfaces |
590-616 | Injection Pads Large, 150 mm, 10 pcs (for filling tracer gas into fuel tanks) |
590-615 | Injection Pads Small, 60 mm, 10 pcs (for filling tracer gas into fuel tanks) |
ダウンロード
真空法、スニファー法、蓄積法に対応したラインナップがあります。 測定対象や検出したいガス(ヘリウム、水素、各種冷媒ガスなど)に合わせてご選定ください。
内部校正は、リークディテクタに搭載された内部校正器を使用してリークディテクタを校正します。 外部校正は、外部校正器やマスターワークなどを使用してリークディテクタを校正します。
リークディテクタ起動から20分以上経過してからの校正を推奨しています。
測定環境の変化に対応する上では、リークディテクタ校正の頻度は高いほうが望ましいです。 定期的に校正を要求するメッセージを表示させることもできます。
リークディテクタ本体のみの校正は行っておりません。 校正された校正器をご用意いただき、使用環境において校正を実施いただくことを推奨しております。
製品によって異なりますが、1年に1回の定期メンテナンス実施を推奨しています。
・Pa m3/s:SI単位、日本工業規格(JIS)に規定されています。
・atm cc/s:非SI単位、大気圧における1秒当たりのリーク量(cc)であり、イメージしやすい単位です。(1 atm cc/s≒0.1031 Pa m3/s)
・mbar l/s:欧州圏で使用されている単位です。(1 mbar l/s = 0.1 Pa m3/s)
・g/a:主に冷媒ガスの測定に使用され、1年間のリークするガスの重量(g)です。
Extrima防爆認証水素リークディテクタは、Zone 0(Division 1に相当)に対応しています。
検出の感度の違いを表しており、GROSS < FINE < ULTRA の順で感度が高くなります。 感度が高くなることで微少なリークを検出できるようになりますが、高い真空が必要になります。
Standard cc/sの略称であり、標準状態における1分当たりの量(cc)を表しています。
E3000は、質量ガス分析計を搭載しており、原子質量単位2~200amuのガスを任意に測定できます。 HLD6000は、赤外線センサーを搭載しており、使用するプローブに応じてハロゲンベースの冷媒ガス、CO2、R600a/R290をそれぞれ測定できます。
P3000(XL)、XL3000flex共に、高流量モード(3000sccm)に対応しています。 P3000(XL)はヘリウム専用ですが、XL3000flexはヘリウムと水素を検出できます。
大気圧チャンバを使用したヘリウムリーク検査です。 水没試験や圧力変化法によるリーク検査からの置き換えを期待できます。